- 作者: ピーター・ブラネン,西田美緒子
- 出版社/メーカー: 築地書館
- 発売日: 2019/02/19
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- 作者: 村上芽
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2019/04/09
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日本をどのような国にするか: 地球と世界の大問題 (岩波新書)
- 作者: 丹羽宇一郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2019/02/21
- メディア: 新書
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- 作者: 鹿嶋敬
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2019/01/30
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- 作者: 金子勝
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2019/04/20
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- 作者: 神野直彦
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2018/06/28
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いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃
- 作者: ウェンディ・ブラウン,中井亜佐子
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2017/05/26
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- 作者: R・C・アレン,眞嶋史叙,中野忠,安元稔,湯沢威
- 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会
- 発売日: 2017/12/18
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- 作者: 山本紀夫
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- 発売日: 2019/03/20
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FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
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最近の日本のコーヒー(日本人のコーヒーの嗜好)はおかしくないか
何年も前から、ずっと同じインスタントのコーヒーを飲んでいるのだが、最近、「同じ銘柄なのに、どうも以前よりも苦味が増してきたのではないか」と感じた。
じつは、コーヒーに関しては、豆の産地の表示方法について、ルールがある。「レギュラーコーヒー及びインスタントコーヒーの表示に関する公正競争規約」がそれである。ここでは、 ブレンドの場合は、生豆生産国名を重量の多い順に2か国以上表示する(それ以外の国名については「その他」と表示する)ことになっている。
そこで、 このインスタントのコーヒーについて表示を見たところ、2番目に「ベトナム」とある。しかし、このインスタントコーヒーでは、かつてはベトナムという表示はなかったはずであり、だから購入していたはずなのだが。このインスタントコーヒーで、いつの間に、ベトナムのコーヒー豆が、2番目に多く利用されるようになったのだ!?
ベトナムのコーヒー豆は、ほとんどが苦いロブスタ豆である。どうりで、私の味覚が、「なんだか苦い」と察知したはずである。
2019/01/24付けの日本経済新聞朝刊には、こうあった。「これまでアラビカ種100%が多かった家庭用のレギュラーコーヒーでも、最近はロブスタ種をブレンドしてコストを下げた商品が出回ってきた。喫茶店の商品に加え、スーパーのプライベートブランド(PB)に使われる例もみられる」。本当か。
そこで、イオン系のスーパーで確かめてみたところ、確かにPBでは生豆生産国名でベトナムと表示されたものが、多数見つかった。まったくレギュラーコーヒーでベトナム産(のロブスタ豆)を使うとは、私にとっては愕然とする話である。
苦味のあるコーヒーがこれだけ売れるのは、なぜだろうか。上記日経によれば、「消費者の低価格志向」だそうだが、わたしは、日本人がこうした苦味のあるコーヒーを好むようになってきた、というのもあると思う。端的に言えば、苦味の強いコーヒーで眠気を覚ましたい、という需要があるのではないか。
なぜ眠気を覚ましたいのか。これは仮説だが、IT機器、特にスマホの普及によるブルーライトで、睡眠に悪影響が出ていることが関係しているのではなかろうか。
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続・日本のアパレル市場の変化、1990-2017
(このエントリーは、2018年3月5日付「日本のアパレル市場の変化、1990-2017 」の続きである)
『日経』2018.12.8朝刊によると、日本の衣料品の国内供給数量は1990年に11.54億点だったものが、2017年に27.98億点に増えたという。上記の2018年3月5日付エントリーで参考にした『日経』2017.12.30朝刊によると、2017年の供給数量は、1990年と比較して2倍の37億点だったということなので、随分と違うことになる。
それはともかく、この2017年の供給数量27.98億点という数値も曲者だ。というのは、2017年の実際の消費数量は、13.43億点だとされているからだ(差分は売れ残り)。また、1990年時点での消費数量は11.54億点だったという。
ということは、『日経』2017.12.30付朝刊での、「国内アパレル市場は1990年から直近に15兆円から9兆円に規模縮小」という金額の数値は正しいとすると、衣料品の消費単価(実際に売れたものの単価)の平均は、
1990年:12998円(=15兆円÷11.54億点)→2017年:6701円(=9兆円÷13.43億点)
ということになる。
前回のエントリーでは供給数量ベースで計算していたので単価が1/4に激減したとしたが、これは不適切だった。この『日経』2018.12.8朝刊に紹介されている消費数量ベースで考えるならば、衣料品の消費単価の平均は、この間に約半額になった、というべきだろう。
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はてなダイアリーの終了アナウンス(2019年春「はてなダイアリー」終了のお知らせと「はてなブログ」への移行のお願い - はてなダイアリー日記)をうけて、このたび、はてなダイアリーの拙ブログ(進化する大人たちへ)から、こちらに移行しました。
ゴミ、ゴミ、ゴミ
やはり、1年前から備忘録として書いておくべきだと思っていたのだが、日本という国は2017年の後半頃から急速に汚くなってきた。汚いというのは、「ゴミの散乱がすごい」、ということである。自宅近くでも職場近くでも、道路という道路に、毎日ゴミが散乱している。
しかも、このゴミの散乱というものは、少し前まではぜんぜん見られなかったのに、2017年後半頃から急速に散乱するようになってきてしまっているのである。
コンビニのおにぎりの包みセロファン、コンビニのサンドウィッチの包みセロファン、菓子パンのセロファン、ファミマのチキンの袋、各種お菓子の袋、飴の包みセロファン、コンビニおよびスターバックス・マクドナルド等の持ち帰りコーヒーの容器・蓋・ストロー(マクドナルド以外は、容器・蓋・ストローの全てがプラスチック)、スーパーの惣菜のプラスチック容器、カップラーメンの容器、コレラを食べるための箸、弁当のガラそのもの、ペットボトル、ポケットティッシュならびにそれが入った袋、携帯ウェットティッシュ、ペットボトル、空き缶、空き瓶、タバコの箱、レシートなどは、一年中。
季節性のものとしては、マスク(秋〜春)、折りたたみ傘を入れる袋(6月〜8月上旬ぐらい)、ハンドタオル(夏)などがある。
アフリカではルワンダが、いち早くビニール袋の持ち込みが禁止されている(空港ではスーツケースの中までチェックされ、あった場合は廃棄させられる)。これに習う形で、ビニール袋の持ち込みを禁止する国がアフリカではかなり増えている。下水・排水が未整備の途上国では、捨てられたビニール袋が排水路や排水溝にあると、排水が滞って街中が水びたしになったまま水が引かないなどの実害が出ているからである。また、プラゴミ(容器、袋など)に水がたまり、そこからボウフラがわいて感染症が発生しやすくなる、という問題もある。
東南アジアから来た人は、日本を「キレイだ」と言う(言っていた)。それは、彼らの国ではゴミの散乱がすごいからである。なのだが、私の考えでは、最近の日本は、東南アジア化している。すなわち、東南アジアのように町の道路脇にゴミが散乱することが増えているのである。日本の「東南アジア化」である。
原因はなんだろうか。複合的で、一つではない。そもそも、人類のプラスチック使用量は過去35年で6倍に激増している(OECDによる)。モラルの低い外国人が増えていることも、一因として否定できない気はする(外国人の名前の記された金融機関の残高レシートなどからわかる)。しかし、最大の原因は、スマホではないかと思っている。
スマホが一台あれば、いつでも、どこでも、何でもできる。そのため、「『いつでも、どこでも、何をしても良い』と思っていないと、こんなことはできないよね」と言わざるを得ないような、驚くべき行動をする人が増えていて、しかもそれを、ほとんど誰も問題だと思っていない。
たとえば、少し前まで、スーパーに入る際に、飲食物を持ち込んで手に入るのはありえないことだったが、いまではプラ容器入りのコーヒーを手にしてスーパーに入ってくる人間は珍しくない(スーパー内で携帯で喋っている人は、もっと多い。「ここはオマエの家ではなく公共の場だ」と言ってやりたいし、実際に言う時もある)。スーツを着た中年でも、外で立ったまま、または歩きながらおにぎりにかぶりついている人がけっこういる。このような中年は、男性が圧倒的に多いが、若者になると、もはや男女関係ない、という感じである。しかし、中年女性でも、なかには大規模ターミナル駅の前でむしゃむしゃやっている人は、いるのである。この場合、おにぎりではなく、お菓子とかが多い。そして、いずれにしても、こうした立ち食いによるゴミは、その辺りにポイ、である(ビニール袋に入れたままポイのこともある)。
人新世においては、もはや人間は人間であることをやめて、信号に反応する機械(マシン)になっている。腹が減ったという信号が入れば、欲望を満たすために、コンビニかスーパーで食べ物を買って、ところ構わず食べ、そうして出たゴミもところ構わずはポイとすてる、のである。なぜポイになるかというと、とにかくスマホをいじりたいからである。スマホをいじるためには、手元にゴミがあると困る。自分が出したゴミを持ち歩き、しかるべきところに捨てるということがおっくうになるほど、とにかくスマホをいじりたくなっているようなのである。スマホいりじのためには、ゴミはその辺に捨てるのもまったく厭わない、ということのようである。まったく困ったものである。