2010年の年賀状を考える、年賀状で考える

(このエントリーは、06年08年09年に続く、「年賀状を考える」シリーズの第四弾である)

10年の年賀状の到着状況。

1日:55枚

2日:3枚

4日:6枚

5日:8枚

6日:11枚

7日:6枚

8日:2枚

9日:2枚

11日:2枚

13日:1枚

(他、職場宛に到着日不明のものが4枚)


驚いた。受け取る年賀状の過半数が元旦に届いたのだ(いままでは、元旦到着が少なく、4日から6日あたりに届くものがかなりあった)。こんな事は、記憶にある過去10年間で初めてである。



元旦到着が増えた理由は、よくわからないが、考えられる仮説は二つ。

ひとつは、この年末年始は、曜日の並びが悪かったのと景気が悪かったのとで、旅行に行く人が減ったために、ずっと家に居て、年末に年賀状を書く時間があった人が多かったこと。

もうひとつは、みんな大人になった、ということ。つまり、元旦に届くようにきちんと日常生活を段取りできるようになった人が、増えたのではないか、ということだ。結婚すれば、年末年始は相手の実家に帰省するかもしれない。29日とか30日には、家を離れねばならないはずだ。そうなると、独身時代のように、30日とか31日とかに駆け込み的に年賀状を書くわけにはいかない。もっと余裕をもって書き終えて、投函しなければならない。あるいは、子供というのは突然熱を出したり病気になったりと、大人の思うようには動いてくれないわけだが、そういう子供を持つようになると、いつ何時、自分のスケジュールが乱されるかもわからないので、やはり余裕を持って早め早めに物事に対処する(済ませる)というマインドセットが確立するものかもしれない。

わたしとしては、二番目の仮説の可能性が高い、と考えている。元旦到着の年賀状の差出人の既婚率は高いのが、その傍証である。注意深くあると、年賀状だけで、こんなこともわかるのである(仮説の域を出ないが)。



意味不明だった年賀状ランキング

第1位:かつて、08年末に「わたしも高齢なので、賀状の送付を、もう取りやめさせていただきたい。あなたからも送らないで」(大意)と書いて送ってきた方が、いた。この方からは、09年の年賀状は来なかったし、こちらからも出さなかった。ところが、どういうわけか今年になって、この方から再び年賀状が送られてきたのである。ふつう、こういうお願いがきたら、次年度以降も継続だと思うのだが・・・一年で撤回したらしい。

第2位:元旦に、同じ相手から、まったく同じレイアウトの賀状が2枚届いた(手書きのコメントはなし)。実は同一の方から、年賀状が複数枚届いたということは過去にもあった(到着日は別)。「夫婦間のコミュニケーションがうまくいっていないのかなぁ」と思っていたら、その後ほどなくして、この夫婦は離婚した。だから今年、同一の年賀状を二枚送ってきたあの方! 連れ合いの方と、うまくいっていますか?

第3位:id:Darkside-Vader氏の師匠からの年賀状に、「Darkside-Vader君、よろしく」とあったこと。わたしは、Darkside-Vader氏の師匠に、何を頼まれているのでしょうか?(笑)