2017-01-01から1年間の記事一覧

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子どもの脳を傷つける親たち (NHK出版新書 523)作者: 友田明美出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2017/08/08メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る種子ー人類の歴史をつくった植物の華麗な戦略作者: ソーア・ハンソン,黒沢令子出版社/メーカー: 白…

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変容するアジアの、いま《新しいアジア経済社会論》FUKUOKA U ブックレット12 (FUKUOKA Uブックレット)作者: 末廣昭出版社/メーカー: 弦書房発売日: 2016/09/08メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る経済社会の歴史―生活からの経済史…

2017年の飛行機搭乗記録

今年は、この後は、もう飛行機には搭乗しないはずなので、メモ。合計27回の内訳 スターアライアンス系21回、ワンワールド系3回、航空連合加盟なし3回 スターアライアンス系21回の内訳: ANA国内線12回、ANA国際線2回、ANA以外のスターアライアンス加盟社7回 …

読了(川島『戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊』)

戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊 (講談社+α新書)作者: 川島博之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/10/20メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る川島『戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊』を読了。まじめに読む本ではないが、中国共産党は…

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大人のための社会科 -- 未来を語るために作者: 井手英策,宇野重規,坂井豊貴,松沢裕作出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2017/09/01メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (13件) を見る例外時代作者: マルク・レヴィンソン,松本裕出版社/メー…

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図解 エネルギー・経済データの読み方入門作者: 日本エネルギー経済研究所計量分析ユニット出版社/メーカー: 省エネルギーセンター発売日: 2017/02/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る健康格差作者: マイケル・マーモット,,栗林寛幸監訳,野田浩夫…

欧州旅行プラン

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農学が世界を救う!――食料・生命・環境をめぐる科学の挑戦 (岩波ジュニア新書)作者: 生源寺眞一,太田寛行,安田弘法出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2017/10/21メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る東大塾 社会人のための現代アフリカ講義作者: …

メモ(先進国)

IMFのWorld Economic Outlook(May 1997)によれば、韓国、台湾、香港、シンガポール、そしてイスラエルが、IMFの言う「先進国」に仲間入りしたのは、1996年のこと。https://www.imf.org/external/pubs/weomay/02ADVAN.HTM

メモ(飢饉の定義)

国連機関と支援団体は、国際的に認められた基準に定められた飢饉の厳密な定義に従っている。飢饉は、全世帯の少なくとも20%が完全な食料不足に直面し、急性栄養不良のレベルが30%を超え、人口1万人当たり2人以上が毎日餓死したときに宣言される。 [FT]飢…

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中国バブルはなぜつぶれないのか作者: 朱寧,森山文那生出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2017/07/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るモディが変えるインド:台頭するアジア巨大国家の「静かな革命」作者: 笠井亮平出版社/メーカ…

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品種改良の世界史・作物編作者: 鵜飼保雄,大澤良出版社/メーカー: 悠書館発売日: 2010/12/16メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (1件) を見る

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サーヘルの環境人類学: 内陸国チャドにみる貧困・紛争・砂漠化の構造作者: 石山俊出版社/メーカー: 昭和堂発売日: 2017/04/10メディア: 単行本この商品を含むブログを見る閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済 (集英社新書)作者: 水野和夫出版社/メーカー: 集英…

読了(杉山『グローバル経済史入門』)

グローバル経済史入門 (岩波新書)作者: 杉山伸也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/11/21メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る 学問分野が細分化されている昨今、テキストとは言えども、世界経済史を単独の著者が書き記すのは、まったく容…

読了(藤井『大地の五億年』)

大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち (ヤマケイ新書)作者: 藤井一至出版社/メーカー: 山と渓谷社発売日: 2015/11/20メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る良い本。人間は、食料によって供給される栄養分なしに生存できず、人間の生存なしに高…

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応地先生の本、ちょっと高いっす。トンブクトゥ 交界都市の歴史と現在作者: 応地利明出版社/メーカー: 臨川書店発売日: 2016/02/10メディア: 単行本この商品を含むブログを見るサバンナ農地林の社会生態誌: ナミビア農村にみる社会変容と資源利用作者: 藤岡…

メモ(インド灌漑の歴史)

○インドの灌漑の歴史→参考: 多田博一氏業績: http://ci.nii.ac.jp/search?q=%E5%A4%9A%E7%94%B0%E5%8D%9A%E4%B8%80+-%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6+-%E6%A9%9F%E8%83%BD%E6%9D%90%E6%96%99+-%E5%8C%96%E5%AD%A6+-%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%81%A8%E6%8A%80%E8%A…

メモ(インド農業、灌漑、井戸、地下水)

○インドの地下水灌漑とその持続性→参考: 藤田幸一「インドの米需給と関連する諸政策」日本農業研究所編集『世界の米需給動向と主要諸国の関連政策:世界の米需給動向と政策研究会報告』(日本農業研究シリーズNo.18)、2012年、pp.79-94。

メモ(スリナム農業)

○スリナムにおける水田開発、灌漑稲作の歴史的経緯:オランダ植民地支配下時代の1950年代に、スリナムのワーヘニンゲンで、大規模稲作プロジェクトが実施された。これにより、人口一人あたりで世界最大規模の灌漑稲作水田を有するようになった。また、この地…

メモ(東南アジアや南アジアで灌漑が発達していた地域)

○東南アジアや南アジアで灌漑が発達していた地域(それゆえに緑の革命に反応した地域) ・フィリピン中部ルソン ・インドネシアのジャワ ・インドのパンジャーブ ・スリランカ など→以上についての参考: ・速水佑次郎『開発経済学』新版、創文社、p.112。 …

メモ(単収、灌漑・土地改良、改良品種の採用の伸び方)

○世界各国の穀物(特に米)の単収の伸び方、灌漑・土地改良の伸び方、改良品種の採用の伸び方の歴史的経緯とデータ・日本、インドネシア、フィリピン、台湾、朝鮮・韓国での単収と灌漑の伸び方→速水佑次郎『開発経済学』新版、創文社、2000年、pp.96-107。 …

メモ(東南アジア農業の2類型)

○「内向きで閉ざされた農村社会」と「外向きで開かれた農村社会」に関わって→参考: ・加納啓良「農村社会の再編」加納啓良責任編集『植民地経済の繁栄と凋落』(岩波講座東南アジア史 第6巻)岩波書店。 ・斎藤照子『東南アジアの農村社会』(世界史リブレッ…

メモ(東南アジアでの稲作水田開発と灌漑整備の歴史的経緯)

○東南アジアでの稲作水田開発と灌漑整備の歴史的経緯(「開かれた農村社会」にも関わって)→タイ、ビルマ=ミャンマー、仏印=ベトナム、蘭印=インドネシアでの大規模な灌漑・排水事業について、下村恭民「農業生産力から見た東南アジアの開発初期条件」『…

メモ(東南アジアのデルタでの稲作について)

チャオプラヤーデルタ、メコンデルタ、イラワジデルタでの19世紀後半以降の水田開発についての比較記述と統計データ →参考: ・宮本謙介「植民地社会の経済構造:南・東南アジア」長岡新吉・太田和宏・宮本謙介編『世界経済史入門:欧米とアジア』ミネルヴァ…

メモ(ビルマ=ミャンマー、イラワジデルタ農業)

○外向きで開かれた農村社会(3):イラワジデルタ→参考: ・斎藤照子「ビルマにおける米輸出経済の展開」加納啓良責任編集『植民地経済の繁栄と凋落』(岩波講座東南アジア史 第6巻)岩波書店(輸入したヨーロッパ側での需要の質についても論じられている)。…

メモ(ベトナム、メコンデルタ農業)

○外向きで開かれた農村社会(2):メコンデルタ(原洋之介『開発経済論』第2版、岩波書店、第6章より要約)。 →参考(メコンデルタの農業開発について): ・高田洋子「インドシナ」加納啓良責任編集『植民地経済の繁栄と凋落』(岩波講座東南アジア史 第6巻…

メモ(タイ、チャオプラヤーデルタ農業)

○外向きで開かれた農村社会(1):チャオプラヤーデルタは、人類史での最後の大未利用地だった。19世紀以降、輸出米生産の適地として急速に開拓された。そこでは第1に、河川氾濫水を利用して稲作が行なわれていたので、水の利用を契機とした村のまとまりが発…

メモ(ベトナム、紅河デルタ農業)

○内向きで閉ざされた農村社会(2):北ベトナム紅河デルタ地域では、10世紀ごろから、人口増加に起因して発生してきた貧富差の拡大を抑えるべく、水田の割替えを行なう公田制が発達(原洋之介『開発経済論』第2版、岩波書店、第6章より要約)。

メモ(インドネシア、ジャワ農業)

○内向きで閉ざされた農村社会(1):ジャワ島は人口稠密地域であり、リカードの罠が発生する危険性が高い。この地域は、緑の革命の成功例となったが、この農業開発が、ジャワを中心とする1960年代以降のビマス計画(米増産型農業開発)。肥料に対して多大の…

メモ(中近東農業とエジプト農業)

○農耕が最も早く開始された(と考えられる)のは中近東。チグリス・ユーフラテス河の沖積平野では、水の確保の必要性と洪水の危険性が同居していた。ゆえに、灌漑農業が発達。水の制御に成功した集落が、農業生産の余剰を集積し、都市国家が形成されたと考え…