学会での困ったビヘイビア(私見「べからず集」12か条)

報告者として:
1)時間をオーバーする。院生よりも現役の教員に多い。時間内に収まるかどうかの発表練習をしていないのでは?
2)発表が尻すぼみになる。時間に比して内容を盛り込みすぎのため、途中でスピードアップ、省略が多くなり、発表が尻すぼみになる。
3)ストーリー性がない。飽きます。
4)レジュメを印刷してこない。大会本部は印刷したレジュメの持参を義務付けているのだから・・・。


討論者として:
5)報告内容に関係のない討論。報告者の報告内容とは関連性がない自分の専門分野の事情の説明を延々と繰り広げた挙句、最後につけたし的に質問をする討論者がいる。討論時にしゃべるべき内容は、報告内容を整理しなおし、学術的に評価すべき点を評価することであり、あなたの専門分野のことではない。聴衆はあなたの専門分野のことを聞くために集まっているのではない。
6)茶化す。討論者が真摯に質問をしているのに、リプライで討論者のコメントを茶化すのは、失礼では?


質問者として:
7)意味のない質問をする。報告内容に、まったくと言っていいほど関係のない質問をする。とにかくしゃべりたいらしい。逆に言うと、黙って報告を聞くことができないのかもしれない。
8)質問が長い。質問に至るまでに、質問とは関係のないことをしゃべる時間が長すぎる。
9)名前を名乗らない。人にたずねたり、人を批判するときは、名を名乗るのが最低限のルール。所属がなくても名前はあるはずだ。
10)1セッション内で複数ある報告すべてで質問を挑む。真剣に議論するのはよいことだが、ある報告で質問した場合、別の報告では、他の人の質問機会を優先するなど、譲り合いの精神も必要ではないか。こういうことができない人は、将来7)のパターンになる可能性がある。


聴衆として:
11)携帯電話を鳴らす。あなたは授業中に学生が携帯電話を鳴らすのを良しとしているのか?付随して、携帯に鈴をつけていると、携帯を手にしたりするたびに鈴が鳴り、迷惑であるから、やめていただきたい。
12)電子手帳などを操作して機器音を鳴らす。報告・討論中に電子手帳などをいじる際、電子機器音(「ピッ」という音)を鳴らす者がいる。年をとると電子機器の高音が聞こえにくくなるらしく、周りに迷惑をかけているということに思いが至らなくなるのだろうか?しかし、だからといって許されるべきことではない。