made in chinaの功罪

ちょうど2年前の秋に購入した電気ストーブが、壊れた。正確に言うと、スイッチを入れても温まらない事が多いのだが、コード等を弄繰り回すとスイッチが入るときもある、という状態であある。

この商品は確か2480円だった。文句の言えない安さだが、それにしても2シーズンしか持たないとは酷い。もちろん中国製である。

他方で、もう一台ある電気ストーブは17年ほど前のものだが、何の問題もなく動いている。たしか1万円以上したものではなかったかと思う。

最近、身の周りのいろいろなモノで、このような「安かろう悪かろう」が増えている。手袋、服、電気製品などが典型である。数年前に購入した安物の中国製の手袋は酷くて、1ヶ月持たずに用を足さなくなった。ユニクロのような生産管理のしっかりとした優良企業のものは殆ど問題はないが、一昔前なら考えられないぐらいの激安の品のノンブランド品は、時々「安かろう悪かろう」だったりする。

私としては激安だがすぐ使えなくなるモノよりも、多少高くても構わないから長持ちする製品を使いたい。頻繁に購入するのも面倒である。だいたい2年で壊れる電気ストーブは、発火とかしそうで怖い。