日経平均

日経平均の値動きが荒くなってきているような気がする。一昨日が192円の大幅安、今日が103円の全面高。一般的に言って、一日および一週間の値幅が大きくなると相場は天井である。今日は全面高だが綾戻しに終わるのではないか。個別で見ても、昨日の高値を上回れないもの、25日線を上回れないものが目立つ。この上げを見て追随買いを入れると、戻りで叩き売られ、結局最後は投げを余儀なくされるだろう。ここからの下げの下値のメドは11450〜11500円と、11150〜11200円。これを下回れば11000円割れまで行くかもしれない。4月〜5月まで見所か。みんなが12000円超えを確実視するようになると、結局、届かない。大勢が同じ方向に向くと、そこが転換点になるという相場の格言はやはり正しいことが今回も証明されるだろう。