元旦の新聞紙面を考える(2)

日経の元旦紙面は、「各界で頑張っている人」の紹介のオンパレード。その紙面の下部には私学の大学院の広告特集。読者に「自分も頑張らねば」と思わせて大学院に入学させる、という魂胆か(笑)。

しかし、国家を含む人間社会の組織の興亡は、個人の頑張りの有無とイコールではない。個人の頑張りとは別の要素が、組織の興亡の背景にあるはずだ。極端なことを言えば、いくら個人が頑張っても組織としてはパッとしない、ということもある。組織資本主義の時代においては、なおのこと。「英雄がたくさん居れば世の中はよくなる」というのであれば、社会科学は必要ない。



http://nensyu-labo.com/syokugyou_daigaku_kyoujyu.htm
http://nensyu-labo.com/syokugyou_daigaku_jyokyoujyu.htm
http://nensyu-labo.com/syokugyou_daigaku_kousi.htm
信じられない。こんなに高いのはどこの私立大学か。