ついに出た:教授が教授を「アカハラ」で提訴

茨城大教授が「アカハラ」で提訴 学部長に880万円賠償求める
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/080729/ibr0807290326000-n1.htm

「学部長が嫌がらせ」茨城大
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20080729-OYT8T00098.htm

 茨城大学人文学部の教授2人が学内での権威を利用した嫌がらせ「アカデミック・ハラスメント」を受けたとして、田中重博・人文学部長(61)に計880万円の損害賠償を求める訴訟を28日、水戸地裁に起こした。
 訴えを起こしたのは村中知子(60)、館山豊(60)の両教授。県庁で会見した両教授によると、2人は2004年7月から07年3月にかけて田中学部長から計26項目にわたってハラスメントを受けたという。
 村中教授は副学長だった05年2月、学内の留学生センターのセンター長人事を巡り、選任方法を決める会議を開いたところ、田中学部長から「人文学部の人事案件に介入した」として謝罪を要求された。06年7月には、自分が出ていない学内の会議で、田中学部長から中傷されたとして、村中教授が発言内容の開示を求めると「言論の自由を侵害した」などと発言したと言う。その後も半年にわたり、村中教授の副学長辞任と謝罪を要求。村中教授は昨年3月、任期を前に副学長職を辞任。前後約3か月間、心療内科に通うなどし病気療養した。ハラスメントは計14項目に上る。
 館山教授は学内の評議員だった05年7月に学内の事件への対応を巡り、田中学部長に進言すると「ふざけたことを言うな。学部長を支える気がないなら辞めろ」など2年半にわたり中傷を受けたという。その他11項目にわたってハラスメントを受けたという。
 これに対して田中学部長は「訴状が届いていないので確かなことは言えないが、事実を歪曲(わいきょく)し、ねつ造している。全く身に覚えがなく、裁判で明らかにしたい。両教授の訴えは常軌を逸している」としている。


茨城大学及び同人文学部の訴訟関連ホームページ(館山豊)
http://homepage3.nifty.com/tateyama/