セクハラ続きの京都大学人間・環境学研究科

京大教授、不適切関係で辞職 自ら認める セクハラか
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009091700047&genre=C4&area=K00

Kyoto Shimbun 2009年9月17日(木)
 京都大は16日、学生と不適切な関係があったとして懲戒処分の手続きを進めていた教員が、自ら問題があったことを認めて辞職したと発表した。
 関係者によると、教員は大学院人間・環境学研究科の50代の男性教授で今月付で辞職した。女子学生がセクハラ行為として大学に訴えていたという。
 大学によると、当該の学生(当時)が教員の行為について大学の窓口に相談し、調査の結果、教授会で「懲戒処分が妥当」との結論を出した。大学が教育研究評議会での調査を開始しようとしたところ、教員から「教員として問題があったことを真摯(しんし)に受け止めて反省し、辞職する」との通知があり、さらに後日、退職金を受け取らないとの申し出があったという。
 大学は「教員としてふさわしくない行為があった。大学として処分は行っていないが、懲戒解雇処分と同様の制裁を自らに科しており、反省している。再発防止に努める」としている。

京大教員、学生と「不適切な関係」 処分受けず辞職
http://www.asahi.com/national/update/0917/OSK200909170003.html


京都新聞 大学人事
http://www.kyoto-np.co.jp/info/campus/jinji/kyoto2009.html
なんと「まさち犬」だったのか!


http://web.archive.org/web/20040925030725/http://www.masachi.jinkan.kyoto-u.ac.jp/student/graduate_student_room.html





それはそうと、京都大学の人間・環境学研究科はこういうの、つい2年前にもなかったか?!


朝日新聞』2007.03.17 大阪夕刊 9頁

京大院教授がセクハラ行為 大学、処分検討へ
 京都大大学院人間・環境学研究科の男性教授(63)が昨年、女性研究者にセクハラ行為をしたとして、同研究科の教授会が「停職6カ月程度の懲戒処分が相当」との報告書をまとめていたことがわかった。京大は今月中に幹部による教育研究評議会を開き、処分を検討する。

 関係者によると、教授は昨年、海外調査に行った際に宿泊したホテルで、同行した女性研究者にみだらな行為をしたという。女性が大学側に訴えて発覚した。この教授は今月末に定年退職する予定だった。同大学広報センターは「決定が出るまで内容は話せない」としている。


朝日新聞』2007.03.28 大阪朝刊 34頁

京大大学院教授、セクハラで停職
 京都大大学院人間・環境学研究科の60代の男性教授が女性研究者にセクハラ行為をしたとされる問題で、京都大は27日、この教授を停職6カ月の懲戒処分にした。教授は大筋で事実を認めているという。大学によると、教授は05年12月〜06年9月、学外で複数回にわたって女性の体を触るなどのセクハラ行為をしたという。女性が昨年9月に大学に訴えて発覚。同研究科の調査調停委員会で調査を進めていた。


京都大学-お知らせ/一般掲示板 2007年2月6日 平成18年度定年退職予定教員(人間・環境学研究科)
http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_notice/ippan/070206_19.htm


http://www.kyoto-u.com/lounge/yoshida/html/200703/07030001.html




セクハラって、ほとんどが人文社会科学系のような気がする(理系は、アカハラが多い)。それと、たまたまかもしれないが、どうも社会学者にセクハラが多い気がする。


毎日新聞』2003.05.03 大阪朝刊 27頁

京大教授が昨年9月にセクハラで辞職 元院生女性が損賠提訴
 京都大大学院教育学研究科の60歳代の教授(教育社会学専攻)が、元院生の女性へのセクハラで、教授会から昨年9月に教育活動の自粛勧告を含む厳重注意を受け、その直後に辞職していたことが分かった。元院生は「精神的苦痛を受け、進学の選択肢が狭まった」として、教授に約400万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴している。
 訴状などによると、関西大学社会学部教授だったこの教授は98年10月、学会に元院生を伴って参加した際、都内の居酒屋で飲食後、路上でキスを迫ったほか、宿舎で元院生を部屋に誘い込み、キスを強要したという。元院生は教授が勤務する京大大学院などへの進学を見送らざるを得なくなったと主張。その後、教授は01年10月の学会で再会した元院生に酒に酔った状態で誘うなどしたため元院生は京大のセクハラ相談窓口に申告した。教授は裁判でキスを強要したことを否定しており、代理人弁護士は「元院生の主張は大げさでセクハラとまでいえない」としている。 【山本直】


朝日新聞』2001.06.20 東京朝刊 34頁

言葉でセクハラ、停職処分3カ月 京大教授「研究者の将来ないぞ」
 京都大の評議会(議長・長尾真学長)は19日、文学部の教授(52)が大学院進学を希望していた4年生の女子学生に対し、卒業論文や入学試験の指導を名目に、言葉によるセクハラ行為を繰り返していたとして、この教授を停職3カ月の懲戒処分とすることを決めた。大学側の事情聴取に対し教授は「(指摘を受けた行為は)自分の意図するところではない」と話し、セクハラではないと主張しているという。
 京大によると、教授は99年10月末から翌年2月中旬にかけ、女子学生を研究室やホテルのバーなどに呼び出し、不快感を与える言葉をかけるなどのセクハラ行為をしたとされる。呼び出しは30回以上に及んだという。
 女子学生は大学院に合格したが、執ように交際を迫られ、進学を断念したという。女子学生は「誘いを断ると研究者としての将来はないぞと脅された」と話している

これも社会学者でした。


類は友を呼ぶ。私の見るところでは、ハラスメント教員と親しい教員もまた、ハラスメント教員であることが少なくない。