イカの塩辛を作る

イカをさばいていた時、「腸で塩辛を作れるのでは?」と思い立ち、作ってみた。作ってから、ネットでレシピを調べて、やはり腸で作るものだということを知った(順番が逆)。

写真一枚目、鮮度がそれほど高くなかったイカだったせいか、腸の色もあまり良くなかった。塩辛は本来、塩を加えて作るものだが、腸のみで作った。これはこれで旨い(塩をきかせていないので、ご飯のおかずというよりも、酒の肴に向いている)。


写真二枚目、鮮度の高いイカだったせいか、腸の色もよく、ピンク色の塩辛が出来上がった。これも塩は加えていない。


食べ終わってから、ネットで改めてレシピを調べていたら、イカの腸には、アニサキスという寄生虫がいる時があり、これを食すると、胃に激痛が走る場合があることを知った。


・・・危ない、危ない。


アニサキスへの対処法としては、腸を冷凍する(アニサキスはマイナス20度以下で24時間以上冷凍すると、死ぬ)、フードプロセッサーで腸をカットする、すり鉢で腸をする、などがあるそうだ。一番簡単なのは、冷凍もののイカで作ることだろう。今度からは生のイカでは作らないようにしよう。