アメリカ人にとっての「good」と日本人にとっての「よい」

一年に何度か、アメリカの古本屋から本を買うことがある。もっぱら、Amazon.comで売られているUsed商品である。

先日、ある本を手元に置いておく必要があると考え、アマゾンで探していたら、定価22ドルのUsedが8.91ドルで売られている。商品の状態は、「good」で、「部分的にhighlightningがあるよ」という。まあgoodだから多少のhighlightningがあってもよかろうと考えて、webuytextbook.comという書店(http://webuytextbook.com/)が売り出している本を注文したのだが、これが大失敗。

届いた商品をパラパラとめくってみると、ボールペンやら蛍光ペンやらでいっぱいコメントが書き込みされているではないか。これはお世辞にも「good」と言えるような代物じゃなかろうう。しかも書き込みの字が汚くて読めないので、まったく役に立たない。


辞書的に言えば、「good」に対応する日本語といえば「よい」である。しかし、この失敗経験から、アメリカ人が言う「good」に対応する日本語は「まずまず」であって、「よい」にあたるのは「Excellent」ではなかろうかという気がした。では「すごくよい」にあたるのは何か。「Super Excellent」だろう、たぶん。