「公募」のフリをした昇任人事、か?

http://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=1&id=D108040035&ln_jor=0

条件:

担当する教育研究内容
多国間またはEUなどの地域共同体や国際機関によって行われている国際海洋・漁業管理政策の分析等を通じて、国際海洋政策の形成過程や海洋利用をめぐる国際紛争の解決・予防および海洋資源管理における国際的協働のあり方について教育研究する。
また、現代ヨーロッパを理解する基盤となる歴史・文化・言語についても教育研究を行う。
担当科目
<学部>
国際関係論、国際関係論特論、海洋文化史、現代ヨーロッパ論、応用ドイツ語Ⅰ、Ⅱ
また、上記の他に学科内の教員が共同で担当する科目を分担する。
<大学院>
海洋国際関係論、海洋政策特別演習、海洋政策特別研究、海洋政策概論

まず疑問なのは、このようにきわめて特殊な研究内容で、なおかつドイツ語を教授できる人材が、はたして日本にどれだけいるか、ということである。しかも、この大学のこの学科には、この特殊な内容の研究をしており、なおかつ、ドイツ語を教授していて、しかも昇任の年頃と考えられる准教授が存在している・・・こうなると、これはどう見ても、「公募」のフリをした昇任人事である、としか思えない。

http://liaison.s.kaiyodai.ac.jp/db/profile.php?yomi=INAMOTO,%20Mamoru