逮捕された小梛元議長、千葉市議会議員選挙に落選!

このエントリーは、2009年9月12日付「逮捕された小梛元議長を高評価してきた稲毛新聞:地方政界の断面」、および、2009年11月11日付「続・逮捕された小梛元議長を高評価してきた稲毛新聞:地方政界の断面」の続きです。



恐喝未遂で執行猶予中、小梛元議長、出馬へ 「議会改革取り組む」
http://www.chibanippo.co.jp/cn/senkyo/2011/chibag/31143

恐喝未遂事件で有罪判決を受け執行猶予中の元市議会議長、小梛輝信氏(68)が4月の市議選(稲毛区選挙区)に出馬することが19日、分かった。小梛氏は取材に「事件で世間を騒がせたことは心からおわびする。やり残した議会改革に取り組みたい」と出馬する意思を明らかにした。

「ハァ?議会改革?お前が言うな!」と思った人も多かったようです。千葉市稲毛区は定数9、立候補は13名でしたが、選挙結果は・・・13人中12番目の得票数で、あえなく落選!「元議長」の肩書きも、良識ある千葉市稲毛区有権者には、まったく通用しなかったようでありました。


もとより、ネトウヨの間では人気の『稲毛新聞』は、一貫して小梛氏の最大の擁護者でありました。まあ小梛氏と『稲毛新聞』の佐藤氏は、トモダチだからね。
2011年3月号「おなぎ輝信元議長市議選出馬 減税10%、市議報酬800万、政務調査費全廃 無所属で議会改革を図ると意欲を示す」

2011年4月号「注目される小梛元議長 市民税10%減税・市議報酬半減の公約は真実か おなぎ事件を検証する 違法建築追及で逮捕された小梛氏」

本紙はこのような真実を堂々と報じてきたが、一部読者から「小梛を擁護するような記事を掲載するな」とか「新聞を配布するな」とか批判を浴びた。さらに、広告スポンサーに片っ端から電話をかけ、「稲毛新聞に広告を掲載するのは止めよ」と営業妨害までされた。

そもそも、「違法建築追及で逮捕された」という見出しそのものが大ウソ*1であって、爆笑ものですが、それよりも注目すべきは「稲毛新聞に広告を掲載するのは止めよ」・・・千葉市には、たいへん立派な市民がおられるようで、心強い限りです。それでもなお、この「新聞」に広告を出している三井不動産グループの某企業さん*2もありますが、毎号でいつも律儀に広告を出しているようでは、企業イメージも損なわれるのではないでしょうか。


 

*1:逮捕容疑は「恐喝未遂」。

*2:http://www.uniliv.co.jp/