純真短大元学長の経歴ウソ、学校法人に補助金返還命令
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080606-OYS1T00464.htm
学校法人「純真学園」（福岡市）が純真短大（同）の学科新設申請の際に当時の学長の経歴を偽った問題で、「日本私立学校振興・共済事業団」（東京）は同学園に、２００７年度に交付した経常費補助金約１億９５００万円のうち、約１億５０００万円の返還を命じた。
同事業団と文部科学省私学助成課によると、補助金は私立学校振興助成法に基づき、国から同事業団を通じて交付している。命令は４日付。少なくとも、今年度は５０％、来年度も２５％の減額となる見通し。
純真学園は昨年６月、４学科増設のための申請をしたが、書類には学長の経歴が「日本文理大助教授就任」などと記述されていた。実際は専門学校の教員だった。
同学園は同１１月、申請を取り下げた。同省は２００９年度から２年間、大学や学部などの開設を認めないと通知した。
